看護師 原(小野寺)

Q1 看護士になったきっかけは?

物心がついた時から動物が大好きでした。なので“きっかけ”という程のエピソードはなく、極自然に動物看護師の道を選びました。しかし、31年前には今のように動物看護師という仕事は認知されておらず、両親に反対され、一度は全く違う分野の大学に推薦入学しましたが、1ヶ月で退学して、この業界に入りました。

Q2 何故ふりすを選びましたか?

私にとってはふりす動物病院は三件目になります。子供が産まれて1歳6ヶ月になった時、そこから新たに仕事を探し、パートでも構わないと仰っていただき、お世話になることになりました。

Q3 ふりすに来て良かった事はありますか?

若い先生で、循環器の専門医でもあるので、新しい知識や専門的な知識を教えてもらえます。又、看護師の意見も取り入れてくれるので、共に病院を作っていく楽しさがあります。

Q4 逆に辛い事はありますか?

子育ての時期を差し引いて、30年近く動物看護師をしているので、今更辛い事はありません。強いて言うなら…。これは“ふりす”とは関係なく、極めて個人的な話ではありますが…。細かい作業が老眼鏡無しでは出来なくなってきました!更にちょっと大きめの柴犬さんに力負けします。そんな時、一回り以上年の離れた優しい…優しい!優しい?スタッフは、肩を叩いて慰めてくれますが…。哀しいです。

Q5 どうやって克服してますか?

こればっかりは生きとし生ける物、誰も逆らえませんので、諦めるしかないです。ですが、ただ諦めてるわけではありません。今後、病院を引き継いでくれる若い力が必要です。今は前線から一歩下がった所で、若手を育てる事に力を注いでいます。が…、時々 出しゃばってきますので許して下さい。微妙なお年頃なんです。

Q6 結婚や出産を経て、働き方や意識の変化はありましたか?

結婚による働き方の変化はありませんでした。主人も当然大人なので!
ただ、子供はそうはいきません。これはあくまでも持論ですが、“家庭での責任”を果たせない者が“社会での責任”を果たすことは出来ない。と思っています。なので、“休むべき時はちゃんと休む事”を心がけています。仕事は生き甲斐ではありますが、仕事の為に生きてはいけないと思います。健康を害しては元も子も無いですから。そういえば世間一般的には、産休は労働者の権利ですが、個人病院で産休を取ると、残りのスタッフにかかる負担は計り知れないので、以前の病院は自分から退職を希望しました。

Q7 看護士を目指す学生さんにお話ししたい事はありますか?

動物の医療とは、人の医療と違う厳しさがあります。就職すれば程なくして現実を目の当たりにし、行き詰まり…。他の道を選びたくなる事もあるでしょう。憧れが強ければ尚更です。
でも、それは往々にしてどの仕事でも同じことが言えると思います。そしてそれを乗り越えた先に、本当のやりがいがみつかり、生き甲斐になる事と思います。ぜひ歯を食いしばって頑張ってみてください。

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